イベント情報
- 開催期間
- 2025年2月7日(金)~11日(火・祝)
- 会場
- 山口情報芸術センター[YCAM]
- 住所
- 〒753-0075 山口県山口市中園町7−7
- 予約・申込
チケット発売日
一般発売 2025年1月11日(土)10:00
- お問い合わせ
- 山口情報芸術センター[YCAM]
- 連絡先
- 083-901-2222
イベント詳細
入場料金や上映作品の内容、タイムテーブルなどの詳細はwebサイトやフライヤーをご確認ください
新作からレトロ作品まで、世界の短編映画大集合!
劇場のスクリーンで見る機会の少ない世界の短編映画を上映する上映イベントです。
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF&ASIA)と連携し、観る機会の少ない世界の短編映画をスクリーンで鑑賞できる5日間です。短くても観終わった後、じっくり考えたくなる選りすぐりのアニメーション、フィクション、ドキュメンタリー作品をA〜Dプログラムまで全20作品を上映。日本と世界をつなぐ窓となり、新時代を切り開くクリエーターと共に歩む映画祭です。
3回目となる今回は、無声映画に合わせてセリフや背景を説明する活動弁士付き上映(通称カツベン)の短編映画も加わり、日本や外国のレトロな短編映画も上映。出演する活動弁士は山口県出身の山城秀之、女性の細やかな表現に定評のある山内菜々子、そして最年少弁士・24歳の尾田直彪の3人が登場!アニメーションやコメディを中心にした、まだカツベンを観たことのない方におすすめのラインナップです。
活弁映画
日本で初めて映画が上映された約130年前。当時は映画には音がありませんでした。そのため、映画を上映する時には活動弁士(カツドウベンシ)と呼ばれる人が、スクリーンの横で登場人物のセリフや場面の説明をしていました。これを略して活弁(カツベン)と呼び、子供から大人までみんな活弁付き映画を楽しんでいました。日本にはたくさんの弁士さんがいましたが、やがて映画には現在のようにセリフや音楽がついたため、弁士の仕事はなくなってしまいました。しかし、なんと現在でも活躍している弁士さんたちがいます。今回は3人の弁士さんに登場してもらい、アニメやコメディを中心にレトロな短編映画を活弁付きで上映いたします。
山城秀之(やましろ・ひでゆき)
山口県生まれ。1996年ごろより街頭紙芝居屋として新横浜ラーメン博物館などで活動する中、現在の師匠澤登翠の活弁ワークショップに出会い、サイレント映画にセリフや語りを入れる活動写真弁士の存在を知る。2010年、弟子入り。翌年弁士デビュー。現在、無声映画鑑賞会(マツダ映画社主催)を中心に様々な上映会・イベントに出演。
尾田直彪(おだ・たかとら)
2000年、熊本県下益城郡富合町(現熊本市南区富合町)出身。熊本高校卒・東京学芸大学教育学部卒。現代の活弁の第一人者である澤登翠弁士の活弁に魅せられ、活動弁士を志す。2021年10月、60年以上続く都内定期開催の活弁公演「無声映画鑑賞会」でデビュー。22年より国立映画アーカイブ「こども映画館」に出演。また地元九州でも精力的に活弁公演を開催しており、現在最も若い活動弁士として活躍している。澤登翠門下。これまでに『キートンの大学生』『ロイドの初恋』『ロイドの人気者』『幌馬車』『東京の合唱』『一心太助』『沓掛時次郎』『大学は出たけれど』『争闘阿修羅街』『明け行く空』『漕艇王』など、これまで60本以上の作品を説明している。
山内菜々子(やまうち・ななこ)
栃木県那須塩原市出身。2010年澤登翠に入門。2013年6月「第659回無声映画鑑賞会」で弁士デビュー。 以降、無声映画鑑賞会に定期的に出演するほか、2017年には地元栃木県で開催された「那須温泉映画祭」に出演。コミュニティシネマセンターよる「夏休みの映画館~忘れられない映画に出会う、夏。」や大学生が主催する「第32回東京学生映画祭」「ジェンダー・ギャップ映画祭」に出演するなど、幅広い世代に向けて活弁上映を行っている。 2021 年4月~2022年2月まで集英社少女漫画アプリ「マンガMee」にて連載された『RAY-麗-大正キネマ物語』(作:ナスノマユカ)の監修協力を務めた。
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