イベント情報
- 開催期間
- 2024年10月19日(土)~2025年1月15日(水) ※休館日:木曜、12月29日~31日
- 開催時間
- 9:00 ~ 17:00(最終入館16:45)
- 会場
- 桑原史成写真美術館
- 住所
- 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田 I71-2
- 料金
- 大人300円(200) 中・高校生150円(100) 小学生100円(80) ※障害者手帳又は療育手帳持参で本人とその介護者1名無料 ( )内の数字は、20名以上の団体金額
- お問い合わせ
- 桑原史成写真美術館
- 連絡先
- 0856-72-3171
イベント詳細
桑原史成写真美術館の今回の展示は「基地の島・沖縄」を展示します。
太平洋戦争での敗戦で、アメリカに統合されていたオキナワが日本に復帰したのは、1972年5月15日です。今年は52年目にあたります。
この沖縄の総面積の75%を在日米軍の施設(基地)が占めています。「基地の島の中に沖縄がある。」と表現しても過言ではないのです。
僕の最初の沖縄取材は、日本への復帰前の1967年でした。当時はベトナム戦争の最中で、沖縄の人々は米国の通貨ドルを使い、言わば”コーラとハンバーガーの島”になっていました。
このたびの展示は、沖縄の在日米軍を撮影した写真を中心に構成を試みました。そうすることで平和な日本の中にあって、沖縄が今も置かれている現実が読み取れるのではないかと考えたからです。
日本が辿(たど)った米国との戦争、そして敗戦、さらにその後の東西の冷戦などの状況下で沖縄は、過酷な宿命を背負わされたのです。さらにそれは、半世紀が過ぎた今日でも、その軛(くびき)から放たれていないのです。
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