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四季折々の草花を楽しむことができる龍福寺。

秋の紅葉の時期になると、参道の両端にはモミジが並びます。

厳かな雰囲気をまとう本堂と、左右にそびえる大きなイチョウの黄色や木々の紅葉の赤のコントラストは、美しい光景を生み出しています。

八坂神社や菜香亭、今八幡宮など歴史的名所が多く情緒あふれる大殿大路にあり、街並み散策とともに多くの人が訪れる風情のあるお寺です。

龍福寺

龍福寺は、建永元年(1206年)大内満盛が創建した臨済宗の寺で、もともと白石の地にあって、宝珠山瑞雲寺と称していました。延元元年(1336年)大内弘直が再建して弘直の菩提寺となりました。のち、享徳3年(1454年)大内教弘が雪心和尚を迎え中興開山として曹洞宗に、寺号も瑞雲山龍福寺と改めました。その後大内義隆は後奈良天皇に奏請して勅願寺として官符を請うて重建しましたが、天文20年(1551年)の乱に兵火にかかり焼失してしまいました。
その後弘治3年(1557年)4月毛利隆元は義隆の菩提寺として、龍福寺を大内館跡に再興しました。ところが、明治14年に火災にあい禅堂と山門を残して焼失しました。そこで再建に際し、元大内氏の氏寺であった興隆寺の本堂を移築したのが今の本堂です。

本堂は、桁行5間、梁間5間で、屋根は入母屋造り、桧皮葺です。建築手法は和様で、室町時代の代表的な寺院建築として、昭和29年に国の重要文化財に指定されました。

(平成23年に、6年に渡る本堂修復工事が完了し、修理前の桟瓦葺きの屋根を解体調査による痕跡や文書等から桧皮葺きに復元しました。)

【龍福寺資料館】
龍福寺の敷地内にある資料館です。貴重な資料が所狭しと並んでいます。
大内義隆画像については、3枚ありますが、1つは、山口県有形文化財に指定されているもので、龍福寺所有のものです。残りの2つのうち1つは、もう絶えてしまった、益田家に伝来したもので、大変貴重な画像の書写したものがあります。
大内歴代画像も展示されており、中でも大内政弘を描いたものはここでしか見ることができない貴重な1枚です。

西の京やまぐちより引用~



詳細

住所
〒753-0093 山口県山口市大殿大路119
電話番号
083-922-1009

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