『完成未使用銭&鋳損じ銭』セレクトレプリカ作り開催中!
山口市の長沢池すぐそばにある鋳銭司郷土館にて、下記の日程で『完成未使用銭&鋳損じ銭』のレプリカ作りが体験できます。
郷土館開館40周年を記念して始まったこちらのイベントは今回で7弾目。
古代の貨幣文化を感じられる特別な体験です。
レプリカは以下の4種類から1つをセレクト。
「富寿神宝(ふじゅしんぽう)」
「承和昌宝(じょうわしょうほう)」
「長年大宝(ちょうねんたいほう)」
「饒益神宝(にょうやくしんぽう)」
いずれも周防鋳銭司跡から完成未使用銭や鋳損じ銭(いそんじせん)が出土したものであり、古代史研究にとって大変重要なもの。
ちなみに、周防鋳銭司跡は平安時代に銭貨の鋳造を行っていた国の機関の史跡で、国の文化財
本イベントでは、この周防鋳銭司や銭貨の歴史についても大変興味深いお話が聞けます。
山口市が古代から重要な役割を果たしてきたことが分かり、驚きと感動を覚える内容となってます!
<日時>
1/11(土) 10:15〜11:15
1/13(月) 10:15〜11:15
1/12(日) 13:30〜14:30
1/19(日) 13:30〜14:30
<申込方法>
各実施日の前日までに電話で申し込み
<対象>
郷土館入館者で小学1年生以上
各日先着6名(小学生は保護者同伴)
<料金>
材料費無料
ただし入館料110円が必要(18歳以下及び70歳以上の方は無料)
体験の流れ
実際の体験の様子をご紹介します。
館内に入り、まず受付にて人数分の入館料をお支払い。
スタッフの方の案内で、レプリカ作りの会場へ。
最初に、館長さんから周防鋳銭司にまつわるお話が聞けます。
資料が掲載されたパネルも用意されているので説明も分かりやすいです。
いよいよお待ちかねのレプリカ作り!
スタッフの方の指導のもと、自分がセレクトした銭貨の型に溶かした金属を流し込みます。
なかなか体験できない作業に大人も子どももワクワク!
待つこと約5分。
金属が冷め、型から取り出すと、ついにレプリカの完成です。
今回、「饒益神宝(にょうやくしんぽう)」をセレクト!
自分で作った「饒益神宝」を手のひらに乗せてみると、想像よりもずっしりと重く、銭貨に刻まれた文字もはっきりとしていて、とても美しかったです!!
最後に、ストラップ用の根付紐が配布され、ビニール袋に入れて持ち帰ることができます。
▲上:富寿神宝のレプリカ 下:饒益神宝のレプリカ
『大村益次郎と貨幣の資料館 鋳銭司郷土館』とは?
現在の山口市鋳銭司に生まれ幕末・維新に活躍した大村益次郎の資料が並ぶ第一展示室と、周防鋳銭司跡からの出土品や日本のお金の歴史的資料が集められている第二展示室があります。
それぞれ充実の展示内容で見応えも抜群。
郷土館に入ってすぐに出迎えてくれる大村益次郎像も迫力満点ですよ!
2/16(日)までは、お子様に嬉しい「ぬりえ&おりがみ」コーナーも開設されております。
▲折り紙で作る大村益次郎のキャラクター「ますじろー君」も。
とっても日当たりがよく、大きな窓の向こうに広がる長沢池の景色が素晴らしいです!
レプリカ作り体験の後には、こちらのコーナーでお子様と楽しんだり展示室を見て回ったりするのもいいですね。
子どもから大人まで楽しめるこのイベント。
歴史好きな方や、ものづくりが好きな方にもぴったりです!
本記事投稿時点であと数日イベント開催日があります。第8弾にも期待です✨
興味のある方はぜひ鋳銭司郷土館へ足を運んでみてください。
お問い合わせ
場所:大村益次郎と貨幣の資料館 鋳銭司郷土館
住所:山口市鋳銭司11422番地
駐車場:あり
開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料:110円(18歳以下・70歳以上無料) ※20名以上の団体の場合は、団体割引あり
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12/29〜1/3)
電話・FAX:083−986−2368